粉瘤・アテローム治療

保険適用の日帰り手術
ファミリアクリニックでは、患者様の状態に合わせて「紡錘形切除」と「くりぬき法」という2つの手術方法から、患者様の状態に合った方法を専門の医師が選択しております。
粉瘤は良性の皮膚腫瘍ですが、放置すると少しずつ大きくなり、ときに腫れたり、破裂したりすることがあります。当院では、傷跡が小さく、目立たないよう手術できる小さい状態のうちに手術をすることをおすすめしています。
ファミリアクリニックの
粉瘤治療 5つの特徴
保険診療で手術可能
当院の粉瘤治療は、診察、検査、手術すべてが保険適用で、費用負担を抑えられます。
チーム医療で対応
日本形成外科学会形成外科専門医のもと、皮膚科医や形成外科医がチームとなって診療を行っています。
短時間の日帰り手術
手術時間は、長くても30分以内に終えることを目指しています。小さな粉瘤では5分程度で手術が終わることもあります。
目立ちにくい傷跡
患者様の状態に合わせて適した手術方法を選択することで、目立ちにくい傷跡を目指します。
感染・炎症を起こしている粉瘤でも治療可能
感染や炎症で腫れてしまった粉瘤も手術が可能です。患者様の状態によって、当日緊急で切開排膿を行うこともございます。
粉瘤の原因と見分け方
粉瘤の原因
ほとんどの粉瘤の原因はわかっておりません。何らかの原因で皮膚の内側に毛穴の袋ができてしまい、その袋の中に垢や皮脂が溜まり、発生します。毛穴の詰まりや外傷、HPV感染が原因になることがあります。
一度袋の中に溜まった垢や皮脂は外には出ず、少しずつ蓄積されるため、時間とともに粉瘤は大きくなります。異物反応や内部に感染を起こして、炎症が生じ赤く腫れたり、膿が出たりすることもあります。
粉瘤の見分け方
粉瘤はおできやニキビ、イボなどに症状が似ていることもありますが、治療法が大きく異なるためその違いを知っておくことで、より早く適切な治療を受けることができます。
粉瘤を見分けるためには、以下の特徴に注意することが重要です。

1.形状と触感
粉瘤は、皮膚の下にしこりのような丸い塊ができ、触ると弾力があり、移動することが特徴です。おできやニキビは皮膚表面に限局し、触ると痛みが伴うことが多いですが、粉瘤は通常、痛みがなく徐々に大きくなることが多いです。
2.表面の状態
粉瘤は皮膚の下に袋状の構造を持っており、皮膚の表面には黒っぽい開口部(へそ)が見えることがしばしばあります。一方、おできやニキビは膿や皮脂が溜まって炎症を起こし、赤みを伴うことが一般的です。
3.成長のスピード
粉瘤はゆっくりとしたペースで大きくなることが多いですが、ニキビやおできは炎症が進むと急速に腫れたり痛みが強くなったりします。ただし、粉瘤が急激に大きくなった場合(2~3倍の大きさ)は、感染している可能性があるため、早急に診察を受ける必要があります。
4.痛みの有無
初期の粉瘤は通常、痛みを伴わないため、自覚症状がない場合もあります。しかし、感染すると腫れや痛みが生じるため、ニキビやおできと区別がつきにくくなることもあります。感染前の段階で発見し、早めに治療を行うことが望ましいです。
5.発生部位
粉瘤は、全身のどの部位にも発生する可能性がありますが、特に顔、首、背中、耳の後ろなど、皮脂腺が多い部位にできやすいです。ニキビは顔や背中などに多く、おできやイボは摩擦が多い場所にできやすい傾向があります。
粉瘤かどうかを自己判断するのは難しいこともありますが、もし上記の特徴に当てはまるしこりや腫れがある場合、早めに医療機関で相談することをお勧めします。適切な診断を受け、早期に治療を開始することで、炎症や感染のリスクを減らし、よりスムーズな回復が期待できます。
粉瘤の治療方法
当院では、症状に応じて「くりぬき法」もしくは「紡錘形切除」による治療を提案しております。
炎症を伴う大きなサイズの粉瘤では、傷跡や再発を減らすため、当日小切開による排膿で炎症や痛みをやわらげ、別日にあらためて袋を摘出する手術を行う方が良い場合もございます。
くり抜き法(へそ抜き法)
治療の特徴
デルマパンチという特殊な道具で粉瘤に小さな穴をあけ、そこから粉瘤の内容物を絞り出した後に、しぼんだ粉瘤の袋を取り除く方法です。
メリット
穴の大きさは4~5mm程度のため、傷跡はニキビ跡程度で、多くの場合、時間の経過とともに目立ちにくくなります。
デメリット
小さな穴から手術操作を行うため、癒着を起こしていたり、大きな粉瘤の場合は、一部袋の取り残しが生じる可能性があります。
副作用
術後出血や内出血を生じることがありますが、通常2,3日で落ち着きます。
手術時間
5~15分
大きさや癒着の有無によって多少前後します。
紡錘形切除
治療の特徴
紡錘形(木の葉のような形)にメスで切開し、周囲組織ごと粉瘤を取り除く、皮膚腫瘍切除術として広く行われている一般的な方法です。
メリット
手術視野が広く確保されるため、しっかりとした止血ができ、腫瘍の取り残しの少ない切除が期待できます。
デメリット
くり抜き法に比べると傷跡が大きくなり、目立ちやすくなります。
副作用
術後出血や内出血を生じることがありますが、通常2,3日で落ち着きます。
手術時間
20~30分
大きさや癒着の有無によって多少前後します。
粉瘤治療の料金
粉瘤の治療は、診察、検査、手術、病理検査に対してすべて保険適用になります。
粉瘤手術費用(3割負担の場合)のおおよその目安
| プラン | 詳細 | 料金 |
|---|---|---|
| 露出部の場合 | 2cm未満 | 5,000~6,000円程度 |
| 2cm~4cm未満 | 11,000~12,000円程度 | |
| 4cm以上 | 15,000~16,000円程度 | |
| 非露出部の場合 | 3cm未満 | 4,000~5,000円程度 |
| 3〜6cm未満 | 10,000~11,000円程度 | |
| 6〜12cm未満 | 12,000~14,000円程度 |
※病理検査は、悪性所見の有無、腫瘍断端(取り切れているかどうか)の確認のため、医師の判断に基づき原則として行っております。
※上記の手術費用と、診察料・処方料で1,000円程度、検査費用で1,000円程度、病理検査費用で3,000円程度かかります。
粉瘤手術費用(1割負担の場合)のおおよその目安
| プラン | 詳細 | 料金 |
|---|---|---|
| 露出部の場合 | 2cm未満 | 2,000円程度 |
| 2cm~4cm未満 | 4,000円程度 | |
| 4cm以上 | 5,000円程度 | |
| 非露出部の場合 | 3cm未満 | 1,500円程度 |
| 3〜6cm未満 | 3,500円程度 | |
| 6〜12cm未満 | 4,500円程度 | |
| 12cm以上 | 8,000円程度 |
※令和4年10月1日から、75歳以上の方等で一定以上の所得がある方は、医療費の窓口負担割合が変わります。
※病理検査は、悪性所見の有無、腫瘍断端(取り切れているかどうか)の確認のため、医師の判断に基づき原則として行っております。
※上記の手術費用と、診察料・処方料で300円程度、検査費用で300円程度、病理検査費用で1,000円程度かかります。
手術給付金について
生命保険会社や共済組合などの医療保険に加入されている方で、医師の診察を受け、保険診療で手術を受けられた場合は手術給付金が受けられることがあります。
生命保険に加入していても、本人による手続きがないと給付されません。
医師の診断書が必要な場合は受診時に必ずお伝えください。
加入している生命保険会社、共済組合などがあればご確認ください。(「皮膚皮下腫瘍摘出術」などが手術名となります)

粉瘤の治療の流れ
まずは診察
まずはWEBまたはお電話にてご予約ください。
ご案内可能日に限りがありますので、WEB予約からご確認いただくとスムーズです。
ご予約の日時にクリニックにお越しいただけましたら受付スタッフにお名前をお伝えください。初診時には問診表のご記入をお願いします。
クラークによる問診を行った後、医師が診察を行います。
症状をていねいに診断し、適した治療方法をご提案します。

治療方針にご納得いただいたら決定となります。次回の手術のご予約をお願いします。
※当日施術希望の場合は、電話予約をおすすめします。予約空き状況によって当日ご対応できない場合もございます。
手術の内容や注意点をご案内します。不安点などありましたらお気軽にご質問ください。
また、事前確認事項として服用中のお薬や治療中の病気などいくつか簡単な質問をさせていただきます。
手術当日
手術にあたり体調やご不安な点など事前にいくつか簡単な質問をさせていただきます。
局所注射による麻酔を行います。
局所麻酔が心配な方には、注射の痛みをやわらげる麻酔テープや、リラックス麻酔(笑気麻酔)もご用意しています。
準備が整ったら手術を開始します。リラックスしてお臨みください。
手術の内容によって適切なアフターケアを行います。
術後再診
術後1~2週間程度で抜糸を行います。
何か気になる点ありましたらお気軽にご相談ください。
取ったできものの病理診断、悪性所見の有無、取り切れているかどうかなど病理結果を説明します。
粉瘤治療のよくある質問
ただ、関節部分に位置する粉瘤を治療した際には、サイズによってはもう少し安静を必要とします。
翌日以降はシャワー浴にて石けんで傷を洗っていただいておりますが、お風呂・プールは清潔でないため、約1週間は、シャワーのみでお願いいたします。

