皮膚外科

日帰りで行う低侵襲手術
当院では、皮膚科専門医・形成外科専門医が、患者様の症状やご希望に応じて、日帰りで手術を行います。
粉瘤(アテローム)では、従来の切開切除と傷痕が目立ちにくい低侵襲の「くり抜き法」を行っております。どちらの治療もメリット、デメリットがありますので、担当医が丁寧に診察、説明を行い、患者様に合った手術法をご提案します。
粉瘤の手術方法
当院では、症状に応じて「くりぬき法」もしくは「紡錘形切除」による治療を提案しております。
炎症を伴う大きなサイズの粉瘤では、傷跡や再発を減らすため、当日小切開による排膿で炎症や痛みをやわらげ、別日にあらためて袋を摘出する手術を行う方が良い場合もございます。
くり抜き法(へそ抜き法)
治療の特徴
デルマパンチという特殊な道具で粉瘤に小さな穴をあけ、そこから粉瘤の内容物を絞り出した後に、しぼんだ粉瘤の袋を取り除く方法です。
メリット
穴の大きさは4~5mm程度のため、傷跡はニキビ跡程度で、多くの場合、時間の経過とともに目立ちにくくなります。
デメリット
小さな穴から手術操作を行うため、癒着を起こしていたり、大きな粉瘤の場合は、一部袋の取り残しが生じる可能性があります。
副作用
術後出血や内出血を生じることがありますが、通常2,3日で落ち着きます。
手術時間
5~15分
大きさや癒着の有無によって多少前後します。
紡錘形切除
治療の特徴
紡錘形(木の葉のような形)にメスで切開し、周囲組織ごと粉瘤を取り除く、皮膚腫瘍切除術として広く行われている一般的な方法です。
メリット
手術視野が広く確保されるため、しっかりとした止血ができ、腫瘍の取り残しの少ない切除が期待できます。
デメリット
くり抜き法に比べると傷跡が大きくなり、目立ちやすくなります。
副作用
術後出血や内出血を生じることがありますが、通常2,3日で落ち着きます。
手術時間
20~30分
大きさや癒着の有無によって多少前後します。
皮膚外科で
ご相談の多い症状

粉瘤手術
粉瘤は皮下に生じた袋に垢が溜まった良性の皮膚腫瘍です。特に、顔や背中にできやすく、放置すると徐々に大きくなってきたり、炎症を起こして破裂したりすることがあります。
そのため、当院では、小さいうちに手術で摘除することをおすすめしています。手術方法は、くり抜き切除や切開法など、症状やご希望に応じてご提案します。

ほくろ除去
大きめのほくろや体にできたほくろで、日常生活に支障きたすものは保険適用で切除が可能です。
通常、顔面のほくろは傷跡を目立ちにくくするため、炭酸ガスレーザーによる治療(自費診療・保険適用外)をご提案していますが、部位や大きさによって、手術のほうが望ましい場合もあります。当院では、形成外科専門医が傷跡に配慮した切開デザインで手術を行います。

いぼ剥ぎ切除
ウイルス性イボ(尋常性疣贅)を局所麻酔下で切除する方法です。切除したあとの傷は、軟膏処置で治していきます。通常、ウイルス性イボは液体窒素療法で治療を行いますが、大きいものや深いものは、治療回数が多く痛みも強く、治療期間も半年以上と長期間になるものが多いです。当院では、液体窒素療法など一般的な治療で半年以上経過したウイルス性イボに対して、いぼ剥ぎ切除による治療をご提案しています。
※切除後に再発する場合もあります。

気になることがあれば
まずは皮膚病理検査を
皮膚病理検査は、見た目だけでは判断できない病変を顕微鏡で観察し、診断の確定のために行う検査です。
検査をおすすめする方
- 見た目のみでは診断をつけるのが難しい場合
- 悪性が疑われる場合
- 手術で切除した病変の確定診断
- 腫瘍の切除後の病変が残っているかの確認
検査の流れ
- ①術前:採血
- ②当日:局所麻酔下で病変の一部を採取し、取った部位は縫合する(約3-4mm程度)。
- ③術後1週間:抜糸
- ④術後3週間:病理結果説明
料金
約5,000円(3割負担の場合)
※別途、診察料等がかかります。

