
洗いすぎず、乾かさず。
ニキビができにくい肌を、毎日のケアから
治療と毎日のケア、その両輪で。
ニキビがくり返しできる肌は、皮脂の分泌量、ホルモンバランス、生活習慣、毎日のスキンケアなど、さまざまな要因が重なっています。なかでもスキンケアは、患者様ご自身が毎日続けられる大切なケアです。合わないケアを続けていると、治療で改善してもまたくり返してしまうことがあります。
ファミリアクリニックでは、皮膚科専門医が肌の状態を確認したうえで、お一人おひとりに合った洗顔・保湿・紫外線対策の方法をご提案しています。
ニキビ肌のスキンケア 3つの基本
Point1 洗いすぎない
ニキビが気になると何度も洗いたくなりますが、洗いすぎは肌のうるおいまで奪い、かえって皮脂の分泌や角質の乱れにつながることがあります。「清潔に保つ」と「落としすぎない」のバランスが大切です。
【洗顔のポイント】
- 回数は1日2回(朝・夜)を目安に
- 32〜34℃程度のぬるま湯で(熱いお湯は必要な皮脂まで落とします)
- よく泡立て、泡で包むようにやさしく。手でこすらない
- 生え際・フェイスライン・あご下はすすぎ残しに注意
- タオルは押さえるように水分を吸わせる
※グリコール酸配合のピーリング石鹸を使用する場合、頻度や濃度は肌の状態によって異なります。診察時にご案内します。
Point2 しっかり保湿する
皮脂が多い肌でも、内側は乾燥していることが少なくありません。うるおいが不足するとバリア機能が低下し、刺激を受けやすい状態になります。とくに治療薬(過酸化ベンゾイル、アダパレン、レチノイド外用薬など)の使用中は乾燥や皮むけが起こりやすいため、保湿を並行することで治療を続けやすくなります。
【選び方のポイント】
- ノンコメドジェニックテスト済みの製品を選ぶ(コメド=毛穴のつまりができにくいことを確認したテストです。すべての方にコメドができないことを保証するものではありません)
- セラミド・ヒアルロン酸などの保湿成分を配合したもの
- 油分が重すぎないテクスチャーを、肌質に合わせて
- 治療中は香料・アルコールなどの少ない低刺激設計を
Point3 紫外線と摩擦から守る
炎症を起こした部位に紫外線が当たると、色素沈着が濃くなったり、消えるまでの期間が長引いたりすることがあります。ニキビ跡を残さないために、紫外線対策と「こすらない」意識が大切です。
【日焼け止めのポイント】
- SPF30・PA+++以上を目安に、ノンコメドジェニックテスト済みまたは油分の少ないタイプを
- 顔全体で500円玉大程度を目安に、量をしっかりと
- 長時間の外出時は2〜3時間おきに塗り直しを
- 帽子・日傘なども併用しましょう
やりがちなNGケア
よかれと思って続けているケアが、ニキビを悪化させていることがあります。
| よくあるケア | なぜ避けたほうがよいか |
|---|---|
| ニキビをつぶす・さわる | 炎症が広がり、クレーターや色素沈着が残る原因になります |
| 1日3回以上の洗顔 | 必要なうるおいまで失われ、皮脂の過剰分泌につながることがあります |
| スクラブ・ゴシゴシ洗い | 炎症部位への刺激となり、悪化することがあります |
| あぶらとり紙・ふきとり化粧水の常用 | 一時的にテカリは抑えられますが、乾燥や刺激の原因になります |
| 前髪・マスクが常に肌に触れている | 摩擦と蒸れが刺激になります |
| 市販薬の自己判断での長期使用 | 症状に合っていない場合、改善しないまま悪化することがあります |
※メイクは差し支えありません。ノンコメドジェニックテスト済みの製品を選び、こすらずに落とせるクレンジングをお使いください。
当院のスキンケアサポート
同じ「ニキビ」でも、乾燥が強い方、皮脂が多い方、色素沈着が気になる方では、適したアイテムが異なります。当院では肌診断(Neo Voir)も活用しながら、皮膚科医が肌の状態を確認したうえで、医療機関専売のスキンケア・サプリメントをご提案しています。
取り扱いアイテム例

シムプラス
素肌に優しい成分で構成されたスキンケア

マナソープ
グリコール酸配合のピーリング石鹸

セルニュープラス
全製品ノンコメドジェニックテスト済みの保湿ライン

ガウディスキン
日本人の肌のために開発されたビタミンA(レチノール)シリーズ

AZAクリア(DRX/ロート製薬)
アゼライン酸配合クリーム

ワカサプリ for Pro.
医療機関専売のサプリメントシリーズ
当院で取り扱う製品は、すべて医療機関専売・自費(保険適用外)です。製品により医師の処方・診察が必要です。妊娠中・授乳中の方、その可能性のある方は、レチノール・ハイドロキノン製剤などを使用できません。
スキンケアだけで改善が難しいニキビには、保険診療の外用薬・内服薬から、自由診療のレーザー治療やピーリングまで幅広い選択肢があります。放置すると重症化し、痕が残る可能性があるため、お早めにご相談ください。

