ヘルペス(単純ヘルペス)
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ヘルペス(単純ヘルペス)について
ヘルペス(単純ヘルペス)とは
初感染と再感染、再発(初感染後、体に潜んでいたウイルスが、再活性化して症状が現れる場合をいいます)により、皮膚や粘膜に小水疱やびらんを主体とする病変が生じます。
初感染は、多くの場合無症状ですが、ときに発熱など全身症状を生じることもあります。
再発は、発熱、紫外線、歯科治療などの刺激やストレスなどによる細胞性免疫の低下により症状が出現します。


ヘルペスの治療
治療
- 原則的には、抗ヘルペス薬(アシクロビル、バラシクロビル)内服を行います。
- 軽症の場合、抗ヘルペスウイルス薬の外用を行うことがあります。なお、抗ウイルス外用薬については、米国FDAが、市販薬としての使用に関して耐性ウイルスの出現を増加させるおそれを指摘しています。
- 重症例や免疫不全の方は、抗ヘルペス薬(アシクロビル、ビダラビン)の点滴静注を行いますので、基幹病院や大学病院へ紹介させていただきます。
- 細菌の二次感染を伴うことがあるので抗菌薬の内服または外用を行うこともあります。
再発性単純ヘルペスの治療(PIT:Patient Initiated Therapy)
再発を繰り返す患者様に対しては、あらかじめ薬剤を処方し、症状が出現した際にご自身の判断で服用を開始していただく方法(再発初期治療)があります。この治療には適応条件(再発の頻度など)があり、医師が対象と判断した場合に限られます。
- 具体的な服用量・タイミングは、患者様ごとに医師が説明し、指示します。初期症状(患部の違和感、灼熱感、かゆみ等)が出現した後、できるだけ早期に服用を開始することが大切です。
- 自己判断での増量や、指示と異なる使い方は避けてください。
- 妊娠中または妊娠している可能性がある場合には、服用しないでください。
水痘(水ぼうそう)の治療
水痘帯状疱疹ウイルスの空気感染、接触感染で、潜伏期間は2~3週間です。感染期間は発症1~2日前からすべての発疹が痂皮化するまでの約1週間です。発疹は紅斑、水疱、痂皮の順に2、3日で急速に出現、進行し、各段階の発疹が混在します。
治療は、アシクロビルなどの抗ヘルペスウイルス薬内服と亜鉛華軟膏塗布を行います。

