掌蹠膿疱症
掌蹠膿疱症について
掌蹠膿疱症とは
手掌、足底に白いプツプツ(無菌性膿疱)が多発し、周期的に良くなったり、悪くなったりを繰り返す皮膚疾患です。皮疹は、はじめは小水疱からはじまり、次第に膿疱になり、その後痂皮(かさぶた)となり、落屑となって剥がれ落ちます。手、足以外に下腿や前腕にも皮疹が出ることがあります。
一部の方では、鎖骨や胸骨、仙骨などの関節痛を伴うことがあります(掌蹠膿疱症性骨関節炎:PAO)。

原因・悪化因子
原因は、いまだに解明されていませんが、下記の因子が発症や症状の悪化に関わっているとされています。
- 喫煙(掌蹠膿疱症の方の約8割が喫煙者です)
- 病巣感染(扁桃炎や歯周炎など。無症状の場合もあります)
- 金属アレルギー(主に歯科金属)
- 頑固な便秘、過敏性腸症候群

掌蹠膿疱症 治療の流れ
治療
悪化因子の除去が重要です。
病巣感染治療の有効性は極めて高く、扁桃摘出による改善率は約80~90%という国内の報告もあります。当院では、近隣の耳鼻咽喉科や歯科と連携し、病巣感染の治療をご提案しています。
外用療法
ステロイド外用
ビタミンD3外用
内服療法
ビオチン療法
マクロライド系抗菌薬
ビスフォスフォネート(関節症状に対して)
シクロスポリンなど
抗体療法
トレムフィア(抗IL-23p19抗体製剤)
※保険適用です。導入には要件があり、当院での対応可否を含めご相談ください。

