ハイドロキノン・トレチノイン・ビタミンCローション
シミ・くすみ・肝斑が気になる方へ
ハイドロキノン・トレチノイン療法
10%ビタミンCローション
ハイドロキノンとは
ハイドロキノンは、シミ治療で長年使用されてきた代表的な美白成分です。
メラニン(シミのもとになる色素)の生成を抑える働きがあり、できてしまったシミの悪化を防ぎ、新しいシミを作らせにくくします。

こんな方におすすめ
- シミ・そばかすが気になる
- 肝斑を改善したい
- ニキビ跡の色素沈着を薄くしたい
- 肌全体のトーンを明るくしたい
市販化粧品にも配合されることがありますが、医療機関で扱うハイドロキノンは濃度が高く、効果が期待できる一方で、赤みやかゆみなどの刺激が出やすいため、医師の管理下での使用が安全です。
トレチノインとは
トレチノインは、ビタミンA(レチノール)の誘導体で「レチノイン酸」とも呼ばれる成分です。
肌のターンオーバーを促進し、沈着したメラニンを排出を促す働きがあります。さらに、コラーゲンの産生を高める作用も報告されており、シミ対策だけでなく、小じわや毛穴の引き締めに用いられます。
期待される作用
- シミ・肝斑の改善
- ニキビ跡の色素沈着改善
- 小じわや肌のハリ改善
- 毛穴の目立ちの軽減
※効果には個人差があります。
ただし、作用が強い分、赤み・皮むけ・ヒリヒリ感といった反応(副作用)が出ることがあるため、医師の指導のもとで使用することが大切です。
敏感肌の方には、まずは刺激の弱いレチノール製剤をおすすめしています。
ビタミンCローションとは
ビタミンC(アスコルビン酸誘導体)は、肌に対して多角的に働きかける成分として知られています。
ビタミンCの4つの働き
- メラニン生成の抑制(シミ・くすみ対策)
- コラーゲン生成の促進(ハリ・小ジワ・毛穴対策)
- 皮脂分泌のコントロール(ニキビ・テカリ対策)
- 抗酸化作用(エイジングケア)
10%濃度を採用している理由
市販のビタミンC濃度は1~2%が一般的ですが、ビタミンCは、濃度が低いと十分な効果を発揮しにくく、逆に高すぎると肌への刺激が強くなりすぎるという特徴があります。一般的に、実感とお肌への負担のバランスがとりやすいとされる濃度が「5〜10%程度」と言われています。そのため当院では、確かな手応えを重視して使用感とのバランスを考慮して「10%」という高濃度のビタミンC化粧水を導入しました。
ハイドロキノン・トレチノイン療法
ハイドロキノン・トレチノイン療法は、塗り薬(外用薬)を使ってシミや色素沈着の改善をする目指す治療プログラムです。
レーザー治療が難しいシミや、肝斑(かんぱん)、ニキビ跡の色素沈着などに対して、広く取り入れられています。
1.治療の流れ
ただ2つの薬を適当に塗るのではなく、「肌の状態に合わせて2つの期間(フェーズ)に分けて計画的に薬を使い分ける」のが東大式の最大の特徴です。
前半:漂白期(約2〜6週間)
【使う薬:トレチノイン + ハイドロキノン】
シミの部分にトレチノインを塗り、その上から少し広めにハイドロキノンを重ね塗りします。
細胞が急速に生まれ変わるため、ポロポロと皮が剥けたり、肌が赤くなったり、ヒリヒリしたりします(反応性皮膚炎)。この時期が一番肌の負担を感じやすい期間です。
後半:治癒期・休薬期(約4〜8週間)
【使う薬:ハイドロキノンのみ】
シミが薄くなってきたらトレチノインの塗布をストップし、ハイドロキノンだけを塗り続けます。
前半の治療で起きた肌の「赤み」や「炎症」を、ハイドロキノンで新たな色素沈着(炎症後色素沈着)になるのを防ぎながら、ゆっくりと鎮めて元の健康な肌に戻していきます。
2.この治療のメリットと注意点
メリット
・レーザー治療では悪化するリスクがある「肝斑」や「炎症後色素沈着」にも用いることができます。
・顔全体に広がる細かいシミや、肌のくすみ・小ジワのケアにも用いられます。
※効果には個人差があります。
注意点(知っておくべきリスク)
・ダウンタイムがある
前半の「漂白期」は、どうしても肌が赤くなり、皮が剥けます。お化粧で隠しきれない場合もあるため、スケジュール調整が必要です。
・徹底した紫外線対策が必須
治療中の肌はバリア機能が低下し、非常にデリケートです。紫外線を浴びると逆にシミが濃くなるリスクがあるため、日焼け止めの徹底や摩擦を避けるなど、患者様自身での厳重なケアが求められます。
・医師の管理が不可欠
肌の赤みや剥け具合を見て、薬の濃度を変えたり、塗る量や回数を調整したりする必要があります。自己判断で行うとトラブルの原因になるため、必ず医師の指導のもと行います。
当院の特徴
オーダーメイド処方
肌質に合わせて最適な外用療法・内服療法・サプリメントの組み合わせをご提案
定期フォロー
副反応や効果判定を医師が継続チェック
併用治療の提案
イオン導入などの施術と組み合わせ効果を最大化
ハイドロキノン・トレチノイン・ビタミンCローションの料⾦
単品
| メニュー | 濃度 | 料金 |
|---|---|---|
| ハイドロキノン 5g | 5% | 1,650円 |
| トレチノイン 5g | 0.025% | 1,430円 |
| 0.05% | 1,650円 | |
| 0.1% | 2,200円 | |
| ビタミンCローション 50ml | 10% | 3,025円 |
ハイドロキノン・トレチノイン・ビタミンCローションのよくある質問
ただし、トレチノインはレーザー治療と同時に行うと赤みや炎症などのトラブルが生じやすいため、原則として同時併用はおすすめしていません。レーザーをご希望の場合は、トレチノインを休薬する期間を設けてから安全に施術を行います。

