イソトレチノイン(アクネトレント®)

内側からアプローチする内服治療
塗り薬・抗菌薬で良くならなかったニキビに、次の選択肢を。
何度も繰り返すニキビや、しこり・凹凸を伴う重いニキビは、外用薬や抗菌薬だけではコントロールが難しいことがあります。イソトレチノイン(アクネトレント®)は、皮脂腺にはたらきかけ、ニキビのできにくい肌環境へ導くことを目指す内服治療です。
欧米では長年にわたりニキビ治療に用いられてきた薬ですが、日本では未承認のため自由診療となります。効果が期待できる一方で注意すべき副作用もあるため、ファミリアクリニックでは皮膚科医が適応を慎重に見極め、定期的な検査と経過観察のもとで治療を行います。
こんなお悩みの方に
- 何度もニキビを繰り返してしまう方
- しこり(結節)や膿をもったニキビ、凹凸ができやすい方
- 塗り薬や抗菌薬など、これまでの治療で十分な改善が得られなかった方
- 皮脂(テカリ)が多く、ニキビができやすい方
- ニキビ跡を増やしたくない方
※軽症の方や、まず保険診療を試していない方は、保険診療からのご提案となる場合があります。
ファミリアクリニックの
イソトレチノイン治療 3つの特徴
皮膚科医による適応判断と用量の個別調整
イソトレチノインは効果が期待できる一方、副作用にも注意が必要な薬です。当院では皮膚科専門医が、これまでの治療歴・ニキビの状態・体格などをふまえて適応を慎重に判断し、1日10〜40mgの範囲で一人ひとりに合った量を設定します。経過や副作用の現れ方を見ながら、毎月柔軟に調整していきます。
定期的な血液検査と経過観察
治療を慎重に進めるため、治療前・治療中に定期的な血液検査(肝機能・脂質など)を行い、数値を確認しながら進めます。女性は治療開始前に妊娠の有無を確認します。気になる症状があれば、その都度ご相談いただける体制を整えています。
ニキビ跡やスキンケアまでトータルサポート
ファミリアクリニックでは、ニキビそのものの治療だけでなく、できてしまったニキビ跡の治療や、再発を防ぐためのスキンケアまで含めてサポートします。肌診断(NeoVoir)も活用しながら、内服と外用・スキンケアを組み合わせ、肌全体のコンディションを整えていきます。
肌診断(NeoVoir)を詳しく見る
イソトレチノイン(アクネトレント)とは
ビタミンA由来のニキビ内服治療薬
イソトレチノインは、ビタミンA誘導体(レチノイド)に分類される内服薬です。アクネトレント®は、その代表的な製剤の一つです。海外では古くからニキビ治療に用いられており、欧米のニキビ治療ガイドラインでは、重症のニキビに対する治療選択肢として位置づけられています。日本では医薬品としての承認を受けていないため、自由診療(自費)での取り扱いとなります。
4つのはたらき
イソトレチノインは、ニキビの複数の原因に多角的にはたらきかけます。
- 皮脂腺を小さくし、過剰な皮脂の分泌を抑える
- 毛穴のつまりの原因となる角化異常を整える
- ニキビの炎症(赤み・腫れ)を抑える
- 皮脂が減ることで、ニキビの原因菌が増えにくい環境に整える
これらの作用により、今あるニキビの改善とともに、新しいニキビのできにくい状態を目指します。
治療後の状態について
海外の報告では、適切な量を一定期間内服することで、治療終了後も良好な状態が続く方が多いとされています。効果や経過には個人差があり、すべての方に同じ結果を保証するものではありません。再発がみられる場合もあり、その際は再治療や他の治療を検討します。
治療の進め方(用量・期間)
用量について
体格やニキビの状態、これまでの治療歴をふまえ、医師が内服量を決定します。日本人の肌に合わせ、少なめの量から開始することもあります。治療中は経過を見ながら量を調整します。
治療期間について
1クールの治療期間は、おおよそ4〜6ヶ月(16〜20週間)が目安です。良好な状態を保つため、改善後も一定期間続けることがあります。
2クール目を行う場合は、一定の休薬期間を設けます。効果を実感するまでの期間には個人差があります。
飲み始めの一時的な悪化について
服用開始後の数週間は、一時的にニキビが悪化したように感じることがあります。多くは経過とともに落ち着いていきますが、気になる場合はご相談ください。
副作用・注意事項
【重要】妊娠に関する注意(催奇形性)
イソトレチノインには、妊娠中に服用すると胎児に重大な影響(先天異常・流産など)を及ぼす催奇形性があります。
- 女性:服用前1ヶ月・服用中・服用後6ヶ月は、必ず避妊を行ってください。
- 男性:服用中・服用後1ヶ月は、必ず避妊を行ってください。
- 服用中および服用後6ヶ月間は、献血ができません。
妊娠中・授乳中の方、妊娠の可能性・ご予定のある方は服用できません。
よくみられる副作用
- 皮膚や口唇・鼻・目などの粘膜の乾燥(多くの方に生じます。保湿ケアが大切です)
- 口唇炎、鼻出血、ドライアイ、軽い発疹・かゆみ・落屑
- 頭痛、筋肉痛・関節痛(運動時に生じやすい)
- 肝機能や血中脂質の数値の変動
- 夜間の見えにくさ(夜盲)、脱毛、めまい、吐き気
- まれに気分の落ち込みなど精神面の症状が報告されています。気分の変化を感じた場合は、ご自身やご家族からも早めにお知らせください。
併用に注意が必要な薬・治療
- ビタミンA含有製剤(サプリメント含む)
- テトラサイクリン系抗菌薬(ミノマイシン®、ビブラマイシン®など)
- 副腎皮質ステロイド剤、一部の抗てんかん薬
- レーザーやダーマペンなどの施術は、肌が敏感になるため一定期間お控えいただきます(治療内容により休薬期間が異なります)。
- ノーリス(IPL/光治療)など光を用いる施術も、治療中はお控えいただきます。
治療を受けられない方
- 妊娠中・授乳中の方、妊娠の可能性・ご予定のある方
- 15歳未満の方(成長期で身長が伸びている方も慎重に判断します)
- 大豆・ピーナッツアレルギーのある方
- イソトレチノイン・トレチノイン製剤・ビタミンAでアレルギーを起こしたことのある方
- ビタミンA過剰症、肝機能障害のある方
- うつ病その他の精神疾患で治療中の方
※未成年の方は保護者の同意が必要です。
未承認医薬品等に関する重要事項
| 未承認医薬品であることの明示 | 本治療で使用するアクネトレント®(イソトレチノイン)は、日本国内の医薬品医療機器等法(薬機法)上の承認を得ていない未承認医薬品です。 |
|---|---|
| 入手経路等の明示 | 当院で使用するアクネトレント®は、医師の判断と責任のもと、〔 製造国・メーカー名 〕より個人輸入の手続きを経て入手しています。なお、医薬品の個人輸入に関する情報は、厚生労働省のホームページをご確認ください。 |
| 国内承認医薬品等の有無の明示 | 本治療に使用するアクネトレント®と同一の成分・性能を有する、国内で承認された医薬品はありません。なお、ニキビの治療においては、国内で承認された他の治療法(保険診療で行われる外用薬・内服薬など)が存在します。 |
| 諸外国における安全性等に係る情報の明示 | イソトレチノインは、米国(FDA)や欧州などで医薬品として承認されていますが、催奇形性をはじめとする重大な副作用に関する警告が出されています。本治療を受けられる際は、上記「副作用・注意事項」を十分にご確認ください。 |
| 副作用被害救済制度について | 本剤は未承認医薬品であるため、万一健康被害が生じた場合でも、医薬品副作用被害救済制度の対象とはなりません。 |
イソトレチノイン治療の料⾦
施術料金
| メニュー | プラン | 価格 |
|---|---|---|
| アクネトレント20mg | 初回お試し 30日分のみ | 20,900円 |
| 30日分 | 28,600円 | |
| モニター 30日分 | 16,800円 | |
| アクネトレント10mg | 30日分 | 19,800円 |
| 血液検査 (肝機能、腎機能、コレステロール) |
1回 | 2,200円 |
※イソトレチノインは国内未承認の医薬品です。詳細な重要事項はイソトレチノインの治療ページをご確認ください。

